ここ何年か、「自己肯定感」という言葉をよく耳にします。

でも、どうやって自己肯定感をあげるの?

そもそもそれって何?

と、❓マークが飛んでいる方も多いでしょう・・・

そこで、何をすればいいのか・・・

私は、ピアノを弾くことはその自己肯定感を上げるのに適している一つだと思います。

ピアノはただ弾くだけではありません。

まず曲を聴いてどんな曲か感じることができます。

明るい、楽しそう、思わずリズムをとっていた、悲しそう、寂しそう、穏やかな気分になる、落ち着く・・・

などなど、思いつく言葉がたくさん出てきます。

曲のタイトルがあれば尚更。

情景が浮かんでくる、雨が降っている感じがする、水の流れを感じる、舞踏会でダンスをしている・・・

も想像力です。

そして、ピアノを弾ければそこから先、表現することが出来るのです。

1つの曲をどういう風に弾きたいか、ここは楽しそうに弾く、ここの部分はおしゃべりしているように、ここは馬が駆け抜けていくように躍動感を出して!

など、もうそれが出来ると曲が生き生きとしてきます。

その、想像力や自己表現が出来てくると自信につながります。自己肯定感もアップしていきます。

もちろん、自己肯定感とは存在意識があり、愛されているという安心感や暖かさが前提です。

そこで、ある先生と出会ったのですが、その先生の「マルチクリエイティブ講座」を受講してみました。

先生は作曲家ですので、ご自分で作られた曲に歌詞をつけ弾き語りの曲を何曲かつくられました。

その曲は、お子さん向けの曲で漢字の書き方や曲の感じから情景を浮かべて絵を描いたりします。

曲は、思わず口ずさんだりしてしまう曲だったり、綺麗な曲も!

うちの生徒さんKちゃんに、試しに「木」の漢字でやってもらいました。

私が弾き語りをし、Kちゃんは聴いてから絵を描きます。

 

描いている間も曲を弾いています。

 

こんな感じに「木」の絵を描いてくれました。

曲を聴いた感想は、「大きい木が目立つ感じ!」と表現してくれんました。

最初にも書きましたが、ピアノはただ弾くだけでなく、想像力、自己表現力がついてきます。

そして、自然と自己肯定感がついてくればこんなに良いことはないのでは?

これからも、こういう事にももっと意識を傾けて、大事にしながらレッスンしていきたいと思います。

 

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